ヤマビル(山蛭)の吸血が怖い!効き目のある薬はあるの?注意点から応急処置方法を解説



登山やハイキングを楽しみたい人にとって、怖いのがヤマビル(山蛭)の存在です。

気付いたら靴の中にヤマビルがいて血が出てた!


そんな事になったら嫌ですね…。

休日に登山やアウトドアにお出かけする方も多いでしょう。
快適に過ごすためにもヤマビル対策は欠かせない所です。

本記事では下記解説します。

・ヤマビルに注意する場所や時期
・山に行く際のヤマビル対策
・ヤマビルに吸血された時の対処法

怖いヒルに悩まされなくて済むように、山に行く前にしっかり準備していきましょう。

ヤマビルに注意する場所や時期


ヤマビル対策をする上では、ヤマビルの生息場所や活動時期を知ることも重要です。
これらを知ることでヤマビルに噛まれないようにしっかり回避しましょう。

ヤマビルの生息場所

✔ヤマビル生息ポイント

・日本の本土ではほとんどの山
・獣道
・湿った土や枝が溜まった場所
・林道の石や落ち葉の下


✔対策

・陽のよく当たる乾燥した場所が安全
・整備された林道が安全


ヤマビルは今や北海道以外、日本各地のどこにでもいる存在です。
ヤマビルは以前はかなり山奥に行かないと生息していなかった生物でしたが、ヤマビルが血を吸う対象となる鹿が増えている影響で生息地を拡大してきました。

林業の衰退から植林が放置されている山が多く、手入れが行き届いていない山は、陽が当たらず草花が育ちません。
その為、草花をエサとしている鹿が人里へとやってきて、ヤマビルを一緒に運んで来ているのです。

ヤマビルにとっては日中でも薄暗く絶えず湿った場所が多いことも生息に適した環境が増えていると言えます。

ヤマビルは人や動物の二酸化炭素や体温を感知します。
吸血の対象になる、野生動物の通り道(獣道)は特にヤマビル被害が多く発生するポイントとなります。

ヤマビルは湿度の高い場所に生息しています。石の下や落ち葉の下に潜んでいます。
また、雨の日に落ち葉や枝と一緒に山の上から流れてきますので、水が流れて落ち葉や枝が溜まる場所にはヤマビルがいる可能性大です。

逆に陽が当たる乾燥した場所は好みません。
整備された林道はヤマビルが少ないので比較的安全です。


ヤマビルの活動する時期


✔ヤマビル活動ポイント

・梅雨時期は最も活動が活発
・雨天、雨上がりは終日活動


✔対策

・ 気温の低い冬場はヤマビルはいない

ヤマビルの活動時期は4月~11月です。
中でも5月~10月は活発に活動する時期となります。

特に梅雨時期の気温が20度以上の環境下では活動が非常に活発になります。
この時期は湿度が最も高く、ヤマビルの好む暖かくてジメジメした環境となりますので、ヤマビル被害も拡大しますので注意が必要です。

これらと同様に、天候としても雨天が活動が活発になり、雨の日は終日活動します。逆に晴天時は朝、夕~夜が主な活動時間となります。

また、気温の低い12月~3月は土の中で過ごしていますので姿を見ることはほとんどありません。

山に行く際にヤマビル対策

ヤマビルに噛まれない為には、服装などの対策も有効です。
ヤマビルから吸血されない為の準備を見ていきましょう。

ヤマビル対策の服装

✔ヤマビル対策の服装

・くるぶしが隠れる長さの登山靴
・靴下は長く生地が細かい物
・靴下の中にズボンの裾を入れる
・タイツを履く
・靴下、靴にヤマビル除けを散布


ヤマビルは地面からいつの間にか靴を上り、靴下の中へと侵入してきます。
その為、靴はくるぶしが隠れる長さの登山靴が良いでしょう。また、忌避剤を靴に散布することでヤマビルの侵入を大きく減らすことが出来ます。

また、靴への侵入を防ぐために、スパッツ、長めの靴下を着用し、ズボンの裾を靴下の中に入れるなど、2重、3重に侵入を防ぐ対策をするのが効果的です。
そして靴下やズボンにも忌避剤を散布するようにしましょう。

できれば念のため、上半身のシャツもズボンにinすると上半身からの侵入も防ぐことが出来ます。

忌避剤は子供でも安全なものを使用しよう


ヤマビル対策の忌避剤ですが、いろんな商品が出ております。
中でも、家族でハイキングなどに行く際には子供でも安心な成分のものがいいですよね。

虫よけスプレーなどの忌避剤には成分がいくつか種類がありますが、なかでも『ディート』という成分は赤ちゃんや子供に使用制限がある成分ですので、子供に使うのには少し抵抗があります。

天然成分で肌に優しいものを選びましょう。

こちらは自然界で分解される材料だけで製造しており、危険な化学薬品は使用していません。

あと、使用者も多くヤマビル対策の定番アイテムです。

『ヒル下がりのジョニー』


山で休憩する時の注意点休憩

✔休憩の注意点

・ザックは地面に置かない
・ベンチや地面には座らない


山で、小休憩をする際はザックは地面に置かない方が安全です。
ヤマビルは気付かないうちにザックに上り、ザックから首筋などに噛みつくことがあります。

休憩時は木にロープを巻き付け、カラビナでザックを吊るす事がおすすめです。

また、同様に人もベンチに座っている際に、周りの落ち葉や枝に潜んでいたヤマビルが飛びつくことがあります。
基本は立ち休憩で過ごした方が安全です。

ヤマビルは吸血を始めると、30分~1時間ほど時間をかけて、吸血します。
吸血されている間はほとんど痛みもない為、吸血されていること自体に気付きません。

定期的に休憩を取った際には靴の中や体にヤマビルがついていないか確認すると良いです。

ヤマビルに吸血された時の対処法

これまでヤマビル対策について見てきましたが、それでも噛まれてしまうことがないとは言い切れません。

もしも噛まれてしまった際に何も対処できないという事がないように、吸血された際の対処法をお伝えします。

✔STEP1

・ 消毒用エタノールでヤマビルを取る

吸血されているヤマビルを発見した際は、すみやかにヤマビルを落としましょう
ヤマビルはマダニとは違い無理に剥がそうとすると傷が広がるなどの心配はありませんが、 その際に有効なのが消毒用エタノールです

エタノールを吹きかけることで簡単に落とすことができます
まずは早急にヤマビルを体から落としましょう。


✔STEP2

傷口を消毒し、絆創膏を貼る

傷口は指でつまんでしっかりと血を押し出すように絞りながら洗いましょう
ヤマビルは吸血する際に、ヒルジンという物質を体内に注入します。

ヒルジンは体内で血を固める為の成分を分泌させなくする働くがあり、出血がとまらなくなります

その為、消毒の際になるべくヒルジンを押し出すことによって、痒みや腫れを軽減することが出来ます。

・ポイズンリムーバー

ポイズンリムーバーは傷口から毒を吸出しする器具です。

毒を吸い出すことで症状を軽減することが期待でき応急処置がスムーズです。

傷口を消毒したら、抗ヒスタミン剤『ムヒアルファ』などを塗り絆創膏を貼ります。



ヤマビル対策:まとめ

今回は登山やハイキング、アウトドアの敵ヤマビル(山蛭)についてお伝えしました。

もう一度内容の振り返りですが、まずはヤマビルがいる場所と時期です。

生息場所

・日本の本土ではほとんどの山
・獣道
・湿った土や枝が溜まった場所
・林道の石や落ち葉の下

ヤマビルを避けるには、陽のよく当たる乾燥した場所や整備された林道が安全です。

活動時期

・梅雨時期は最も活動が活発
・雨天、雨上がりは終日活動

気温の低い冬場はヤマビルが活動していないので、安全ですね!

次は山での服装や装備対策です。しっかり対策をしましょう。

ヤマビル対策の服装

・くるぶしが隠れる長さの登山靴
・靴下は長く生地が細かい物
・靴下の中にズボンの裾を入れる
・タイツを履く
・靴下、靴にヤマビル除けを散布

また、休憩時はなるべく地面やベンチには座らず、ザックも地面に置かないように注意しましょう。

最後にヤマビルに噛まれた際の対処法です。

噛まれた時の対処法

1. 消毒用エタノールでヤマビルを取る
2. 傷口を消毒し、絆創膏を貼る

あると便利なアイテムとしては、こちらです。蛭除けスプレー以外はその他の虫対策にも使えますので、準備しておくことをおすすめします。

便利アイテム

・蛭除けの忌避剤
・消毒用エタノール
・ポイズンリムーバー
・抗ヒスタミン剤(ムヒアルファなど)
・絆創膏

山で遭遇したら危険な生き物13選!自然に生息する怖い生物に注意。

冬の時期以外、特に春~夏の時期は、ヤマビルのほか昆虫など、注意が必要な生き物がたくさんいます。
怪我や虫刺されでせっかくの楽しいアウトドアが台無しにならないようにしっかりと対策をしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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