山で遭遇したら危険な生き物13選!自然に生息する怖い生物に注意。

登山やハイキングに行きたいけど、やっぱり安全が第一。
危険な生き物とかいたら知っておきたい。


自然は普段の生活から離れて気分もリフレッシュできる場所です。

やはり自然を楽しむには安全に過ごせることが大切ですよね。


山には沢山の動植物が生息しています。

実はその中には、人間にとって危険な生き物もいるんです。



本記事では、中でも特に注意していきたい生物を紹介します。

これらの生物に注意して自然をより安全に楽しみましょう。



記事の内容

危険生物(動物編)

・エゾヒグマ
・ニホンツキノワグマ
・ニホンザル
・二ホンマムシ
・ヤマカガシ
・ハブ
・ヤマビル


危険生物(昆虫編)

・オオスズメバチ
・マダニ
・ブユ(ブヨ)
・ムカデ
・ドクガ
・イラガ



山の危険生物:動物編

まずは動物編です。

遭遇すると怖い、大変危険な生き物です。
それでは山に生息する危険な動物を見ていきましょう。


エゾヒグマ、二ホンツキノワグマ

日本には北海道のエゾヒグマと本州の二ホンツキノワグマの2種類の熊が生息しています。

山に入った人が襲われる事件が毎年のように発生しています。

エゾヒグマの生態

北海道に生息する熊です。

日本に生息する陸上動物では最大で本州に生息するツキノワグマよりも大型の熊です。

雄は雌に比べ体が大きく、雄で体長1.9m~2.5m、雌で1.6m~1.8m。体重は大きいもので400㎏を超える個体もいます。

食性は雑食性で何でも捕食します。

木の実や果実、草等の植物、昆虫、サケなどの魚、ザリガニ、鹿など哺乳類も捕食します。

活動時期はエサの少ない11月後半~4月頃までは越冬の為、巣穴で過ごします。

雌熊の出産は越冬期間に行われます。

ニホンツキノワグマの生態

北海道を除く、本州より南に生息しています。しかしすでに九州では絶滅しています。

ブナやナラ類の落葉広葉樹林に生息しており、体は黒く中型の熊で、胸の三日月型 の白斑が特徴です。

体長は1.0m~1.5mほどで、体重は50㎏~120㎏

食性は雑食性ですが、哺乳類を捕食することは少なく死んだ鹿やカモシカの肉を捕食します。主に植物の果実、木の実や昆虫を捕食します。

エサの少ない11月中旬から4月下旬まで樹洞や岩穴の巣穴で越冬します。ヒグマ同様、妊娠している雌熊は冬眠中に出産します。

冬眠前、エサの木の実が少ないと人里に多く出没し、トラブルが多くなります。

エゾヒグマ、ツキノワグマが及ぼす危険

冬眠明けの春は、人間が熊に襲われる事件が一番多くなります。

子熊を連れた母熊が子熊を守る為に人が襲われる事や、熊の好物の山菜をめぐって人が襲われることが起こります。

特に山菜取りに行く際には、熊も食べにくるのを知った上で注意が必要です。

近年、狩猟者の減少により天敵がいない事や、個体数の増加から山にエサが足りなく里山

にエサを求めてくる熊による被害が増加。

人間が山に捨てたゴミや食べ残しにより、人間の食べ物の味を知った熊が増え、人を襲う危険性が高まっていると言います。

エゾヒグマ、ツキノワグマの対策

熊に対しては、遭遇しないことが最重要です。

大人でも熊に遭遇した際にまともに戦っては勝ち目はありません。

熊対策は音と臭いで熊が近づいて来ないように対策をしましょう。

山菜採りで熊対策に必要な持ち物まとめ!何が必要?熊避けアイテム7選

できれば登山やハイキングでは一人で山に入るよりも、複数人で話しながら歩くといいですね。

熊よけ鈴ホイッスルなどで音を出す方法もあります。

また、熊は犬よりも優れた嗅覚を持っていると言われています。

熊よけ線香蚊取り線香臭いで寄せ付けないのも有効です。


ニホンザル

ニホンザルは生息数、群れの数が多くに地域で拡大している傾向で、毎年農作物の食害の中でもニホンザルによる被害は大きく、鹿、イノシシに次ぐ哺乳動物の第3位です

ニホンザルの生態

北海道、沖縄を除く本州の多くの地域で生息しています。

体長は50㎝~70㎝ほどで、多くは大人の雌と子供を中心に数匹の大人の雄で構成する群れで行動しています。

その他に、群れやグループに属さないハナレザルや大人の雄だけで構成するグループもあります。

昼行性で20㎞程の行動圏をエサを探しながら移動します。

食性は雑食性で、植物の果実、芽や種、昆虫やキノコ、カニも食べます。

ニホンザルが及ぼす危険

ニホンザルはもともとは警戒心が強く人間に近づくことはないですが、人間同様に学習能力が高く、人慣れすると非常に危険です。

観光地では人慣れしたニホンザルによる、人間への噛みつきや食べ物を奪われれるなど、人への被害が発生しています。

また、最も重大なのは農作物への被害です。

最初は警戒しますが、一度人慣れしてしまうと急速に被害が拡大します。

特にニホンザルは群れで行動していることが多い為、一度の被害もとても大きくなります。

果物やカボチャ、トウモロコシなど甘い物を好みます。その他にも野菜や稲、イモ類なども掘り起こされてしまいます。

ニホンザルの対策

基本的な対策はニホンザルにとって人間に近づくことは危険だと認識させる事が重要です。

サルを人間や人間の生活圏に近づけない為には、食べ物をサルに見せない事や近づけない対策が必要です。

観光地ではゴミの管理をしっかりと行いましょう。

二ホンマムシ

日本の代表的な毒蛇です。

毎年、年間で死亡事故が発生している危険な生き物です。



ニホンマムシの生態

北海道、本州、四国、九州の日本の多くの地域で生息しています。

体長は45㎝~70㎝ほどで、生息場所は森林や藪の中、山間部では田んぼにもいます。

活動時期は4月~10月頃までで、冬場11月~3月頃までは気温が低いため冬眠します。

食性は肉食性でネズミや鳥類、トカゲやカエルなど捕食します。

毒蛇に見られる三角頭に胴体が太く短いです。

銭型模様とも呼ばれる楕円形に斑点模様が特徴です。

ピット器官という赤外線感知できる器官があり、夜間でもこの器官の働きで獲物の場所が把握できます。

ニホンマムシが及ぼす危険

キノコ狩りや山菜取りなど、登山道を外れた藪の中で、マムシに気付かず咬まれるケースが多いです。

毒量は少ないですが、毒性が強く沖縄のハブよりも2~3倍ほど強力です。



ニホンマムシの対策

登山道を歩くときも足元には注意して歩くようにしましょう。

また、マムシは夜行性で日中は日陰でじっとしていることがあります。

登山やハイキングで休憩を取る時にはベンチ周辺もマムシがいないか確認が必要です。

マムシ自体は危害を与えない限り攻撃をしてくることはありませんので、遭遇した際は何もしなければ問題ありません。

マムシは身の危険を感じると尻尾を持ち上げ音を出して威嚇します。

この態勢になったら攻撃してくる可能性がありますので注意が必要です。

対策としては肌の露出は少なくし、足元は登山靴や長靴を身につけましょう。

マムシに咬まれると、数分後から焼けるような痛みが発生します。

ひどい場合は発熱、頭痛、吐気、めまいなどを引き起こすことがあります。

咬まれた際は慌てて動くと血流が良くなり、毒素が全身に回りやすくなるので危険です。

患部から心臓よりの部分を布で軽く縛り、毒の周りを遅らせます。

その後はなるべく早期に病院受診をしましょう。

ヤマカガシ

日本で一番強い毒『出血毒』を持っている毒蛇です。



ヤマカガシの生態

北海道、小笠原諸島、南西諸島以外の本州、四国、九州に生息しています。

全長は60~150㎝。標高の低い山間部、田んぼや河川敷など水場に生息しています。

体の色が関東、関西、中部、近畿など地域によって異なり、ヤマカガシと識別がしにくく、他の蛇との見分け方が難しいので注意が必要です。

カエルを主食としており、毒があるため他の蛇があまり捕食しないヒキガエルをエサとして捕食します。他にもドジョウや小魚も捕食します。

ヒキガエルを捕食することで、その毒を自分の毒として使用しています。

ヤマカガシが及ぼす危険

ヤマカガシの毒は国内では最も強力で、毒蛇で有名なハブの10倍、マムシの3倍程度と言われています。

ハブやマムシの毒とは異なり強力な血液凝固作用があり、出血の際の止血の役割を担っている物質を消費させて血が止まらなくなります。

恐ろしいのは、咬まれてから症状が現れるまでに時間がかかることです。

痛みや腫れがほとんどない為、安心した頃に症状が出はじめ、噛まれてから1日程度経ってから出血症状が起こります。

ヤマカガシの対策

深く噛まれた時には、まずは焦らず行動しましょう。

慌てたり、走ったりすることで血流が良くなり毒が早く体内に回ります。

有効なのは抗毒素を摂取することです。

抗毒素の摂取の遅れで重症化するケースも報告されている為、まずは病院での受診が必要です。

ヤマカガシの毒って大丈夫?噛まれた時はどうするか?症状や対処法、身近な毒蛇対策

軽症の場合は摂取の必要はないと言われていますが、そもそも重症かどうかの判断が難しいです。

噛まれてから1時間以内に頭痛がある場合は重症化の危険が高いのでいち早く受診しましょう。

ハブ

毎年ハブに咬まれる被害がでる日本固有種の毒蛇です。

日本には4種類のハブが生息しています。



ハブの生態

沖縄や奄美大島など南西諸島に生息しています。

日本に生息するハブは、ホンハブ、ヒメハブ、サキシマハブ、タイワンハブの4種類です。

一般的にハブと言われるのはホンハブで、4種類のなかで最も大きく、体長100㎝~180㎝とマムシよりも大型の毒蛇です。

毒蛇に見られる三角頭で黄色地に黒の模様があります。

夜行性で日中は穴の中や日陰で休んでいます。森林や水辺、平地の草原、公園や墓地にも生息しています。

主にカエルやネズミ等の小さな哺乳類を捕食します。

獲物を取る際は獲物の臭いを感知し噛んだ際に毒を注入し、その後毒によって死んだ獲物を丸呑みにします。

目と鼻の間にあるピット器官で赤外線を感知し、夜間でも正確に獲物の動きを感知することができます。

ハブが及ぼす危険

ハブ被害の多くは畑や、集落、市街地付近の林で発生しています。南西諸島では非常に身近にハブが生息しています。

獲物のネズミを追い求めて民家に侵入することがあります。

一匹いると周辺には他に複数いると言われ、注意が必要です。

ハブは攻撃時には体をS字に縮め、それを瞬時に伸ばし攻撃します。攻撃の範囲は最大で全長の2/3程まで達します。

ハブの毒はマムシと同じ出血毒で焼けるような痛みが起こります。

上顎に付いた2本の大きな牙には毒腺があり、咬んだ際に同時に毒が注入されます。

咬まれると患部の腫れ、頭痛、嘔吐、下痢意識障害等を引き起こします。

ハブの対策

咬まれた際は焦らず行動が必要です。走ることで毒素が体に回りやすくなります。

咬まれた患部より心臓よりを布で軽く縛り毒素が体内に回るのを遅らせます。

また、ポイズンリムーバーなどで毒を吸い出すと症状を緩和できます。

その後なるべく早期に抗毒素の注入する病院受診が必要です。

ヤマビル

登山やハイキングでは、気付かないうちにヤマビルに咬まれていることがあります。

靴を脱いだら中で血が出ていたなんてことも。



ヤマビルの生態

北海道以外の日本各地で生息しています。

活動時期は4月~11月で特に梅雨時期は活発に活動しています。

湿度の高い場所を好み、落ち葉や石の下に潜んでいます。

ヤマビルが及ぼす危険

ヤマビルは人間の二酸化炭素や体温を感知して近づき吸血します。

ヤマビルの吸血はほとんど痛みを感じない為、気付かないことが多いです。

ヤマビルに咬まれると患部の血が止まらない他、腫れ痒みを引き起こすことがあります。

ヤマビルの対策

登山をする際の靴は、くるぶしが隠れる長さの登山靴が良いです。

忌避剤を靴に散布することでヤマビルの侵入を大きく減らすことが出来ます。

スパッツ、長めの靴下を着用し、ズボンの裾を靴下の中に入れるなど、2重、3重に侵入を防ぐ対策をするのが効果的です。

靴下やズボンにも忌避剤を散布するようにしましょう。

ヤマビル(山蛭)の吸血が怖い!効き目のある薬はあるの?注意点から応急処置方法を解説

ヤマビルに咬まれた傷口は指でつまんで血を押し出すように絞りながら洗いましょう。

ヤマビルが吸血する際に体内に入る毒素(ヒルジン)を押し出すことによって、痒みや腫れを軽減することが出来ます。

傷口を消毒したら、抗ヒスタミン剤(ムヒアルファなど)を塗り絆創膏を貼ります。

山の危険生物:昆虫編

ここからは山の危険生物昆虫編です。

虫刺されと言っても、種類は様々。

虫刺されは大きく噛む、刺す、吸血する、触れるの4つの種類があります。

それでは山の危険な昆虫毎の対策を見ていきましょう。

オオスズメバチ

山の生き物で死亡事故が最も多いのがスズメバチによるものです。

人間が一番注意するべき危険な生物でしょう。



オオスズメバチの生態

生息地は北海道から九州まで生息しています。

体長2.7㎝~5㎝

毒針を持っているのはメスのみで、オスは針を持っていません。

普段目にするのは働きバチ(メス)です。

活動時期は5月~12月ごろまでで冬は活動しません。

ほとんどのハチが12頃には寿命を迎えますが、女王バチのみ越冬します。

特に注意が必要なのが9月~10月の終わり頃の秋で、新女王バチが生まれる繁殖の需要な時期なのと、最も巣が最盛期です。

この時期ハチは非常に緊張状態で、刺激すると危険です

オオスズメバチが及ぼす危険

山や森林の人目につかない、木の根や土の中、木の中など、人間の目線よりも低い場所に巣をつくります。

そのため、山菜取りやキノコ狩りで気付かないうちに巣に近づき、蜂に襲われることがあります。

オオスズメバチは攻撃前に大きなアゴを『カチカチ』と鳴らす威嚇行動をします。

この状態であれば近くに巣がある可能性があるため、すぐにその場から離れましょう。

オオスズメバチは毒針を持っています。

刺されることで、毒に対するアレルギー反応(アナフィラキシー)を引き起こす危険があります。

【オオスズメバチ】登山中を襲う怖い蜂に子供が狙われたら大変!刺されない為の予防や対処法

オオスズメバチの対策

黒い服は蜂を興奮させ、襲われる可能性がある為、山では着ない方がいいです。

また、甘い匂いのする香水も蜂を寄せる事がある為山に行く際には香料付きはダメです。

万が一刺された時は患部を絞るように流すのが効果的です。

蜂の毒は水に溶けやすい為、毒を薄める効果が期待できます。

また、刺された患部に痛みや痒みが発生します。

抗ヒスタミン剤を含むステロイド薬を塗ることで症状を緩和させてくれます。

マダニ

マダニは媒介する感染症を引き起こす可能性のある怖いダニです。



マダニの生態

森林や草地に生息しています。

人以外にも鹿やイノシシなどの野生動物に吸血します。

そういった生物が生息する場所にはマダニも生息しています。

春から秋にかけて活発に活動します。

マダニが及ぼす危険

マダニに咬まれると、離れないように固める物質をだします。

そのため、一度固まってしまうと簡単にマダニを取ることが難しくなります

1週間から2週間ほどかけて血を吸い出します。

その際に最も怖いのが感染症です。

現在マダニが媒介する感染症は12種類確認されています。

重症化すると死に至るものもあります。

マダニの対策

肌の露出を無くすことです。

長袖、長ズボン、首にタオルを巻くなどが必要です。

服の上からマダニ対応の忌避剤を散布することが効果的です。

咬まれた場合は皮膚についたマダニを無理に取ろうとすると、マダニの一部が皮膚に残る可能性があり

そこから化膿することで、症状が悪化する場合もありますので皮膚科等で適切な処置を受けるのが良いです。

ブユ(ブヨ)

川やキャンプ場でよく見かけるアブのような虫です。

咬まれると強い痒みと腫れが起こる怖い虫です。



ブユの生態

日本全国各地に生息していて、きれいな水の環境である、山、川にいます。

体長は約3~5㎜ほどで、活動時期は真冬以外の主に3月~10月に見られます。

春、夏、秋、と私たちが最もアウトドア、レジャーに出かける時には必ず対策が必要です。

ブユが及ぼす危険

ブヨは皮膚を噛み切り毒素を注入し、出てきた血を吸っています。

体内に注入された毒素が、後にアレルギー反応として腫れや痒みを起こす原因になります。

ブヨにやられた患部は皮膚が噛み切られているため、血液などの液体やかさぶたを作る作用によって、余計に痒みを感じやすい状態になります。

ブユの対策

ブヨは肌の露出がある所を刺していきますので、長袖、長ズボンが基本です。帽子も着用しましょう。

黒の服はブヨに狙われやすいと言われてますので、白や黄色系が良いです。

ブヨはハッカの匂いを嫌いますので、服の上からハッカ水を散布するとさらに効果的です

山でキャンプ、バーベキューの大敵!これしかない!ブヨ(蚋)に刺されない為の虫除け対策

患部の腫れや痒みがひどい場合は、長引く前にステロイド剤で治すのがよいでしょう。

ムカデ

ムカデは、咬まれると激痛と毒によるアレルギー反応を引き起こす怖い虫です。



ムカデの生態

北海道以外の日本全国に生息しています。

冬以外はかつどうしており、秋に活動が活発になリます。

森林の中で、湿度の高い暖かい場所を住処にしており、夜行性のため日中は落ち葉や石の下に潜んでいます。

肉食性で主に昆虫を捕食します。

ムカデが及ぼす危険

ムカデに噛まれると、ズキズキした痛み、腫れ、痒みを起こします。

発熱、吐き気などの症状が出ることもあります。

ムカデ毒は蜂毒と似た成分の毒で、蜂と同じくアナフィラキシーショックというアレルギー症状を引き起こす場合があるので注意が必要です。

ムカデの対策

何もしなければムカデも刺してくることはありません。

まずは触らない事です。

山に登山に行く際には植物からの棘や毛虫などから守るためにも、軍手を着用すると安心です。

咬まれた時は、患部をお湯(43度以上)で洗います。

患部にステロイド剤を塗り、早めに病院受診をします。

ドクガ

幼虫から蛹、成虫に至るまで、激しい痒みの皮膚炎を引き起こす毒針毛を持っている怖い昆虫です。



ドクガの生態

北海道から九州まで広く生息しています。

チャドクガは幼虫、成虫問わずに毒を持っていて、樹木の葉に密集している幼虫はチャドクガの可能性があります。

チャ、サザンカ、ツバキなどツバキ類の植物を餌とします。

0.1㎜ほどの毒針毛をもっており、それが皮膚に付着することで皮膚炎をおこします。

ドクガが及ぼす危険

ドクガの毒針毛に付着すると、赤く発疹が起こり、強い痒みが発生します。

注意しなくてはいけないのが、衣服に毒針毛が付着した状態で洗濯すると他の衣服に毒針毛が付着し、被害を拡大させる可能性があります。

また、強い痒みが起こり、掻くことでさらに毒針毛が広範囲に広がり発疹が拡大することがあります。

ドクガの対策

毒針毛が風に舞って衣服に付着すると炎症を起こすことがあるほど、対策が難しい場合もあります。

山やハイキングでは肌の露出を無くし、直接触れないように注意が必要です。

触れてしまった際は粘着テープを用いて患部の毒針毛を取り除きます。

流水で洗い流し、ステロイド薬を塗布します。

イラガ

イラガは成虫は無毒ですが、デンキムシと呼ばれる幼虫は、触れると激痛を引き起こす棘と毒を持つ怖い虫です。



イラガの生態

北海道から九州まで広く生息。

幼虫は夏から10月頃まで見られます。

カキ、ナシ、サクラ、ウメ、カエデ、ヤナギなど、様々な樹木で見られます。

イラガが及ぼす危険

イラガの幼虫は葉っぱの裏に潜んでいることが多い為、不用意に葉っぱを触るのは他にも幼虫が付着している可能性がある為危険です。

幼虫が持つ毒トゲに触れると非常に強い痛みを感じ、皮膚炎を起こします。

イラガの対策

棘に刺された際は、流水でよく洗い棘を洗い流します。

その後、患部に抗ヒスタミン剤を塗布します。

山の危険生物:まとめ

今回は山で遭遇すると怖い危険生物についてお伝えしました。

どの生物も遭遇したくないですよね!
中でも、蛇やスズメバチは毒によるショック症状がでると早期に受診が必要になる為、非常に危険で特に注意が必要です。

万が一攻撃を受けて、毒によるアレルギー反応が起こると命に関わります。
山に行く際は危険生物のいない時期を選んだり、装備や服装でしっかりと対策をしましょう。

危険生物に接触すると、体に毒素を注入されることで何かしら症状が発生します。

チェック

ポイズンリムーバーは注入された毒素を吸引し、症状を緩和することが期待できますので、山に入る際は様々な毒に対応できるため汎用性が高く必需品です。


このように、山は生物達が暮らす場所ですので、人間にとって危険なことも潜んでいることをちゃんと知っていきましょう。

準備を行って安全に登山、ハイキングを楽しんでください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です